2011.11/4 - 6.世界室内自転車競技選手権 鹿児島大会


言葉も、分からない



肌の色も、髪の色も、瞳の色でさえ……





──それでも世界は繋がっている










2011.11/4 - 6
世界室内自転車競技選手権 鹿児島大会




毎年行われる世界戦ですが、競技人口の関係から例年ヨーロッパで行われるケースがほとんどです。
日本国内で行われる世界大会はまさに10年ぶり。鹿児島では県を挙げてのビックイベントになりました。

そんな2011年大会ですがサイクリング部からは松田鋼(30期)がサイクルサッカー部門、芝山耕輔(35期)がサイクルフィギアー部門に映えある日本代表として出場の運びとなりました。
我々ボール班一同でサイクリング部を代表して応援して参りましたので活動を報告させていただきます。






サイクルサッカー界における悲願。それは日本のAリーグ昇格。

今回の大会でBリーグからAリーグに日本が上がるためには


 ・Bリーグ総当たり戦で一位
 ・Aリーグ総当たり戦で最下位のチームに入れ替え戦で勝利

の二つの条件が必須。



さて、日本はBリーグ総当たり戦でBリーグ強豪ルーマニアを破り、Aリーグ昇格を果たすことが出来たのでしょうか!?

血のにじむような練習。様々なものを犠牲にし、まだ犠牲にしてもそれでも見えないもの。それから、見えたもの。








そして激闘の末、日本が得たものとは……

香港、マレーシアを順調に破る日本。同じくルーマニアも順調に勝ち進む一日目。
しかしここでカナダ代表の様子がおかしい。






あれ?






……めっちゃ点差付いてるじゃん。





そう、カナダ代表の選手。実はルールを覚えたのが大会前日。


でも、それでいいのではないでしょうか。確かに、マイナースポーツ。知らない人に説明しても凄さは全く伝わない。
競技人口が200人と言われる日本でもそうなのに、カナダでは恐らく一ケタなのでしょう。

やってる人が少ないから簡単、ではないのです。逆に限られた人たちしか続けられない特別なスポーツ、それがサイクルサッカー
恐らく日本よりさらに知名度の低いカナダでは世界戦に出場する段階でも障害がたくさんあったのではないでしょうか。





残念ながらカナダ代表、Bリーグ最下位。でも誰にだって初めてはあるもの。
がんばれ、カナダ。僕は最後までカナダに惜しみない拍手を送りたいと思います。
……でもルールぐらいは行きの飛行機で覚えられたんじゃないかなという疑問は最後まで消えませんでした。





が、それはそれとまた別。ルーマニアとカナダでは相当な点差がついてしまいました。
もしここでルーマニアと引き分けになってしまった場合、得失点差でルーマニアに負けてしまう……
焦る日本代表。カナダに2点取られてしまったことは絶対に内緒。



細けぇことはいいんだよ。勝ちゃいいんでしょ。勝ちゃ。
誰がルーマニアと引き分けじゃ、ボケ。


というわけで2日目に入りました。午前最初の試合、ルーマニア戦。














前半終了。

まだまだ分かりません。来年のことも考えると今年こそはAリーグに昇格したい……


そして後半戦が始まりました。











数々の攻防の末














残念ながら2011年日本はルーマニアに敗退してしまいました。Bリーグ2位、残留決定です。
Aリーグ入れ替え戦に出場したルーマニアもその後、ベルギーに敗退。


さらにAリーグでは前回優勝ドイツを破りオーストリアが優勝となりました。


今回はヨーロッパに実力の差を大きく見せつけられた大会となりましたが、技のレベルも高く試合1つ1つに興奮させられました。



そしてサイクルフィギュアーでは35期芝山耕輔が活躍。




さらに世界戦ともなると高レベルな戦い。














ここまで来ると、言葉も出ません。



来年の世界戦もUstreamなどで放映されるそうです。興味のある人は是非覗いて見てください。
活動報告はここまでですが、来年は是非日本の活躍を目の当たりにしてください!!

これを持って報告を終了させていただきます。長々とありがとうございました。




文責写真:43期一平






─おまけ

~ボール班の日常~







試合よりハンター×ハンターの続きが気になるマッキー







ボランティアの女の子を盗撮しようとしているカナイさんを盗撮





「お酒を飲むとニコニコしちゃう。だって女の子なんだもん。」
韓国人留学生チャン・オカ






「ま○ださんって世界戦なのに飛行機乗り遅れたらしいよ!!w」
「まじで!?w」
「おまけに出場ラインセンスも忘れて危うく出れないかも知んなかったんだって!!www」
「それはやばいwwwwww」
「で、ナ○リーに届けてもらったらしいwwww」
「さすがだわwwwww」





「なあ、次運転誰行く?」
「あ○しさんじゃね?あ、ぶつけるから駄目かw」
「ふざけんなよ!!でも俺は絶対運転しない。」
「いっ○いさんは?……あ、もっとだめかwwwwww」






「I came to Japan for studing japanese in Kagoshima University....」
「だったら日本語しゃべれよ!!」





「なぁ、せっかく試飲できるのに車で来てもしょうがなくね?」
「そうだな、気がつかなかったぜ。でも楽しかったな!!」
「そうだな、楽しかったからまあいいや。早くレンタカー返して飲もうぜ。」

※飲酒運転は本当にしてません。もちろんお酒は二十歳になってから。
ボール班には残念ながら未成年もいるので、このあと僕たちは麦茶とお冷で乾杯して黒豚を心行くまで堪能しました。