夏、日本の夏。
夏、夏の山。
夏、夏の空。
夏、夏の夜。
──夏。
僕らの夏……
「この一瞬を、大切にしたいんだ。」
「この先に何があるか。分かんないけど、オレは前に進むよ……」
「今一番大切なこと。それは多分ここに『いる』ってことなんじゃないかな。」
「みんな待ってるぞ、行かないのかい?……やっぱり、少し休もうか。山が綺麗だから。」
「振り返る余裕なんてないさ。立っているだけで、精一杯。」
2011.8.5-8.8 白川郷&乗鞍高原自主企画ラン(予備予備合宿)
43期近藤・一平・岡田・森嶋、44期島田の5人で白川郷&乗鞍高原に行ってきました。
新宿から始発に乗って、富山まで14時間ばかし輪行。富山から庄川まで移動。二日目に庄川から白川郷へ向かい、白川郷から高山へ抜け最高峰乗鞍畳平に挑戦。
──合掌造りと向日葵
──雨の中の天生峠。
──飛騨古川、道の駅にて。
──乗鞍スカイライン
──公道最高峰乗鞍岳畳平
さらっと話を聞いて、写真を見るといかにも楽しそうなチャリ旅。
残念ながらそううまくはいきません。
案の定アクシデントに見舞われまくりました。旅の詳細は来年度のTOP&LOWでシマダ君が書いてくれるそうなので、ここでは箇条書きで何が起こったかを写真でお伝えしたいと思います。
※危険です。絶対にまねしないでください。
・「パッチ3枚も貼ってるチューブなんて聞いたことないですよ」事件 危険度★★☆☆☆
後輩に優しく指導している43期一平の図。
しかし替えチューブにパッチ3枚貼ったものを使おうとして、シマダに注意されているわけではない。
言うまでもないが、断じてシマダから新しいチューブをもらったわけでもない。
念のためもう一度。別にパンク修理を手伝ってもらっているわけでは、ない。
……色々ごめんなさい。
シマダありがとうー!
チャリの整備は予めやっておきましょう
お兄さんとの約束だよー
・「そんなんありえないですよ!!ここにテント張りましょうよ!!」事件 危険度★★★★★
急斜面を攻略し、標高1684m平湯峠に到達。歓喜に浸る一同。
ここでしばらく休憩し、時刻は16時をちょっと回ったところ。
残りの14キロ、1200mを登ればいよいよ公道最高峰・乗鞍岳畳平。あともう少し……
が、ここで環境パトロールのおっちゃん登場。
環境パトロールのおっちゃん「上まで行くの?ああ~17時で門が閉まるから厳しいね。一時間で登れる?」
さすがに一時間では登りきれない。進路を断たれ、愕然とする一同。
せっかくここまで登ってきたのに……
でもここには何もない。本当に山の中の中。一夜を明かすには一度町まで戻るしかない。やっぱり下るしk
「そんなんありえないですよ!!ここにテント張りましょうよ!!」
この瞬間、近藤が山モードに切り替わる。
為せば成る。為さねば成らぬ、何事も。
ガサガサッツ
一平「……え!?今、物音しなかった!?熊じゃね?」
岡田「うそーめっちゃ怖いんだけどー」
もりしま「熊とかやべぇじゃん!!!」
近藤「大丈夫、熊は音を立てない。多分リスとかの小動物。」
シマダ「そうですよ、一平さん。大丈夫ですって、ワンチャンありますよ(笑)」
標高1600mでカレー鍋を作る。なぜか異様にテンションが高い。
が、翌日の乗鞍ビジターセンターにて。
……あれ?……7/25?
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブル
※よい子のみんなはマネしないでね=☆
ルールを守って安全な夏合宿を送りましょう(はぁと
お兄さんとの約束だよ(^ε^)-☆Chu
おしまい
文責:一平
写真:一平、近藤、岡田、島田
-8月号特別付録-
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※お家の人に印刷してもらおう!