春合宿でイタリアに行ってきました
メンバーは梶谷、熊谷、川口の3人
日程としては
4 成田⇒ローマ
5 ローマ観光
6 ローマ観光
7 ローマ⇒テルニ
8 テルニ⇒アッシジ
9 アッシジ⇒ ペルージャ
10 ペルージャ⇒ アレッツォ
11 アレッツォ⇒フィレンツェ
12 フィレンツェ観光
13 フィレンツェ観光&電車でピサ観光
14 フィレンツェ⇒ボローニャ
15 ボローニャ 電車でモデナ観光
16 ボローニャ⇒パドヴァ
17 パドヴァ 電車でヴェネツィア 観光
18 パドヴァ⇒ヴェローナ
19 ヴェローナ⇒シルミオーネ⇒ブレーシャから電車でミラノ
20 ミラノ サイクルロードレース観戦(ミラノ~サンレモ)
21 ミラノ観光
22 ミラノ観光⇒19:30ミラノ発
23 15:30成田着
という強行軍
毎日チャリ漕いで移動するか、歩き回って観光するかのどちらかという全力でイタリアを楽しむ旅でした
ローマの中心部でイタリアの石畳の洗礼を受けたり
ヴァチカンのサンピエトロ大聖堂のクーポラからの眺めでカトリックの総本山であることを実感したり
最後の審判と天地創造の迫力に圧倒されたり
キリストの変容も美しかったり
トレビの泉に10円投げてみたり
フォロロマーノで古代ローマ人に思いを馳せたり
梶谷さんがコロッセオで財布をすられたり
カラカラ浴場が無駄に巨大で驚いたり
テルニからスポレートへ抜ける道が峠道でめっちゃつらかったり
アッシジもペルージャも山の上の都市国家だから毎回自転車で登らなきゃならなかったり
アッシジではジョットの聖フランチェスコ伝の壁画の物語性と人物の感情の表現に感動したり
おいしそうなお菓子屋さんで€2.1と€2.5と書いてあるお菓子を頼んだら100gの値段で€15(1900円くらい)もとられたり
ペルージャでは到着後に雪が降って吹雪になったり
そのせいで翌日輪行したけど、イタリアは自転車がそのまま載せられるという素晴らしさに感激したり
さらにその翌日も雨だったからついつい輪行したり
アレッツォではピエロデッラフランチェスカの聖十字架伝説の鮮やかなフレスコ画に感動したり
フィレンツェのアカデミア美術館でダビデ像の巨大さと力強さに圧倒されたり
ヴェッキオ宮前のダビデ像(レプリカ)の前でポーズとってみたり
カテドラーレの美しさ荘厳さやドゥオーモの大きさにも感動したり
サンタマリアデルカルミネ教会ブランカッチ礼拝堂でマザッチョの壁画を激写したり
ウフィッツィ美術館がストライキで休館だったけど、翌日リベンジしたり
ピサの斜塔登るのに€15で断念して、おとなしくお決まりの写真だけ撮影したり
フィレンツェからボローニャへアペニン山脈越えしようとしたら道が封鎖中であえなく輪行したり
ボローニャの斜塔の無限に続くとも思えるらせん階段に絶望したり
でも登り切った頂上の景色は赤い屋根が一面に広がった素晴らしいものだったり
フェラーリ博物館見学してめっちゃ欲しい~~~と思ったり
パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂でジョットの素晴らしいフレスコ画を堪能したり
ヴェネツィアがどこを歩いてもヴェネツィアっぽいことに感動したり
1スクープ€1.3でどちゃっと盛ってくれるおいしいジェラート屋を発見しておかわりしたり
鈍行のヴァポレット(水上バス)にゆられてゆっくり駅まで戻ったり
ヴェローナのジュリエッタの家が超観光地っぽくてがっかりだったり
湖にちょこっと飛び出したシルミオーネという町を訪れてみたり
ミラノの駅が無駄に巨大で立派だったり
サイクルロードレースのスタートを観戦して、ゴールを見に行こうとしたらサンレモ行きの電車がなかったり
最後の晩餐は予約が必要とは知っていたけどぶっつけで行ってみてやっぱり門前払いされたり
ミラノのカテドラーレは超ゴシックな感じですごくでかくて迫力だったり
セリエAのACミランvsナポリ試合を観戦しようと思ったら外国人は危険だから入場禁止とか言われて見られなかったり
梶谷さんが地下鉄でまたしてもすられそうになったり
スーパーエッセルンガでおみやげを買いこんだり
最終日雨の中ミラノ北駅まで走ってマルペンサ空港まで移動してへとへとになったり
いろいろ大変な思いもして若干のトラブルにも見舞われましたが
非常に充実した楽しい旅でした
日本をツーリングして思うのは日本は北海道から沖縄までどこへいっても日本だということです
安全で、コンビニも銭湯もあって、道路もきれい 料理も食材は違っても基本は日本の料理
でも海外ツーリングでは日本ではできない面白い体験やスリリングな体験ができます
日本では見られないものが見られたり、食べられないものが食べられたり、どれも新鮮です
来年の春合宿、ほかのみんなも日本を脱出してみてはどうでしょうか? もちろん愛車と一緒に
ちなみに東工大の部員はイタリアへ行くなら文系科目の美術史美術理論を履修することをオススメします
文責 かわぐち